世田谷少年サッカー連盟 審判マニュアル 《 基 本 》
当連盟では、原則として 「あと審判」 制をとっております。
下記マニュアルに沿って、審判員は、協力して、楽しく、よいゲームが
出来るようにゲームをコントロールしてください。
第1試合の審判は第3試合のチームが行う。
第2試合以降は前の試合のチームで行う。
原則、勝ちチームが主審と第4の審判員。負けチームが副審。
審判服、ワッペン着用。笛、時計、筆記用具、コインなどの確認。
試合球、フラッグは本部で用意します。
審判を行うものは審判服に着替え、
試合終了後、すみやかに
センターサークル(中央)に集合してください。
試合開始前 (
青字の部分は、原則、大会当番クラブで行います )
1 審判カードに必要事項を記入しておく。
2 試合開始10分前に、チーム呼び出しを行い、本部前に集合させる。
3 選手を整列させ、メンバー用紙により、選手の確認を行う。
4 ユニホームの色が同じ場合、コイントスなどで負けたほうが
他のユニホーム又はビブスを着用する。
5 すね当ての確認をおこなう。
6 スパイクのチェック(金属製のスパイクは不可。小学校会場はスパイク不可)
試 合
1 前の試合が終了したら、選手をセンターサークルまで誘導する。
2
審判カード、メンバー表はキャプテンに持たせ、審判に渡すよう指示する。
3 コイントスをし、勝った方のチームが攻めるゴールを決める。(エンドの選択をする)
4 エンドの選択をしなかったチームのキックオフで試合を開始する。
5 試合時間の確認、選手数の確認を行う。
主審は副審と競技者をはさんでプレーを見る。
1 規律ある審判が試合を引き締まらせ、緊張感のある試合を展開させます。
2 主審は選手を横から見るとプレーがよくわかります。
3 主審はプレーしている選手から10ヤードくらいの距離を保つと判定しやすい。
又、判定に対して選手も納得する。
4 笛は自信を持ってはっきりと吹く。
5 競技規則にのっとり、公平に判定する。
6 試合中に出血した選手は、速やかにグランドの外に出し、しっかり止血
したことを主審が確認した後ゲームに復帰させる。
副審は主審の決定に従いつつ、次のことをフラッグで合図する。
1 ボールの全体がフィールドの外に出た時。
2 どちらのチームがコーナーキック、ゴールキック、あるいは
スローインを行うべきか。
3 競技者がオフサイドポジションいることによって罰せられる時。
4 競技者の交替が行われようとしている時。
5 主審の見ていなかった不正行為やその他の出来事が起きたとき。
第4の審判員は主審、副審に不測の事故がおきたときは代行する。
1 メンバー表は第4の審判員が所持し、メンバー交代は第4の審判員のもとで行う。
2 予備球を保管し、ボールが外に出て戻りが遅い時、すみやかに差替えて使用する。
試合の終了
1 試合終了の笛を鳴らし、両チームの選手をセンターサークルに集める。
2 得点を報告し、注意、反省すべき点があれば、伝える。
3 本部に行き、試合結果を組合せ表に直接、記入。
メンバー表、審判カードを本部に提出する。
付 記 : 審判員の打合せ事項
(各審判は事前に下記事項の確認、諸準備することが望ましい)
( )内は世田谷少年サッカー連盟主催試合の運用アドバイス
1
競技時間 (大会規定の確認)
2
競技者の交代の人数 (大会規定の確認)
3
競技開始時の最少人数 (大会規定の確認)
4 時計の確認
(前半および試合終了3分前には、主審・副審・四審で確認をする)
5 副審の受け持つサイドを決める (上級副審を決める)
6 スローインの時の監視の分担
(主審は頭上,副審は足下。スローインのポイントははっきりと明示)
7 コーナーキックの取るべき位置
(主審はペナルティエリア内の反則を見やすい位置。副審はゴールライン上)
8 直接ゴールを狙えるフリーキックの時の位置
(主審はオフサイドライン。副審はゴールラインを押さえる)
9 ペナルティキックの監視の分担
(主審はペナルティエリア・アーク。副審はゴールラインとキーパーの動き)
10 ぺナルティエリア内の反則の判定
(主審はディフェンスサイド。副審はオフェンスサイドの監視を)
11 主審の見えない反則の副審の合図 (フラッグを頭上に上げ、小刻みに振る)
12 アウトオブプレー,得点の時の合図
(得点時、主審は副審とアイコンタクト。副審はハーフウェイラインに向け
10m.位駆け戻る)
13 主審がゴールインを見極められなかった時
(主審は必ず副審にアイコンタクトし確認)
14 オフサイドの判定について
(副審は常にオフサイドラインをキープ。違反の合図時の確認。その後の処置の確認)
15
副審の合図を主審が採用しない時の合図
(主審は副審に手などで採用しない旨の合図をする)
16 競技時間の終了時の合図 (副審はフラッグを巻いて下げること)
17 競技者の入場,退場時の処置
(何人も主審の許可なくしてフィールドに入る,出ることはできない)
18 同点の時の処置 (延長戦の有無、ペナルティマークからのキックの有無の確認)
(ペナルティマークからのキックの時、コーチ1名をサークルに入れる。
コイントスを行う。勝った方が先攻か後攻かを決める)
19 第4の審判員の任務…主審の援助
(交代手続きの援助。ボールの交換、ベンチコントロール、ケガ人他)
20 競技場の設備の点検 (第1試合は特に慎重に点検)
21 夏季の給水タイム (大会規定の確認)
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ロスタイムは原則として取らないが、怪我,不測の事態発生時は主審の判断に委ねる。
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